サンタのブログは渋滞中

想いと勢いだけで綴るため文脈が渋滞しがちなワイのブログです

気まぐれな四人が彩る世界

バニラズが描く世界

go!go!vanillasが本日ニューアルバム「THE WORLD」をリリースした。このアルバムはSUMMER BREEZE、No.999等の強力シングル、先行で配信されていたHey My Bro.が収録されたファン待望のアルバムなのである。

 

バニラズの曲を何曲も聞いているとわかるのだがどの曲にもバニラズらしさを感じるのだ。この「らしさ」をバニラズほど感じるバンドは他に知らない。例えばテンポの速さだとか季節感だとか、もしくは歌詞によってらしさを感じるバンドは数多くある。しかし、バニラズにはそれらに縛られず、らしさを溢れさせた良曲が数多く存在する。

 

異国の田舎の匂いのする曲調

以前ロッキンライフさんのブログを見ているとバニラズについてこんな表現をされていた。「カントリー的な、民族音楽的な雰囲気を入れ込む」と。

 

このカントリーというのが僕のバニラズのイメージ全くそのものなのである。ただの田舎ではなくアメリカの農場であったり、ちょっとした町並みのような感じ、西海岸の雰囲気がするのだ。

 

この爽やかさがどんなあっさりした曲にも(基本的にこってりした曲はないのだが)隠し味として入っているのである。どんな曲にでもバニラズのエッセンスを感じる引き出しの多さがこのバンドの魅力であり、多彩な変化球を持つ牧達弥の凄さなのだ。

 

真価が問われる逆境

昨年ベースの長谷川プリティ敬祐が交通事故に遭い現在も活動休止中である。そのためサポートベーシストを交えてのライブも度々あった。

 

最新アルバムではプリティのベース込みの音源が収録されているが、春からのツアーでは、ベース抜きの三人でライブを行っている。その理由は、いち早くプリティが復帰するようにという鼓舞でもあると思う。ツアーの後半でプリティの姿が見られることを願うばかりだ。プリティに届くようメトロックでのgo!go!vanillasを名一杯楽しもうと思う。