サンタのブログは渋滞中

想いと勢いだけで綴るため文脈が渋滞しがちなワイのブログです

ロックバンドのシングルツアーについて

五年ぶりのシングルツアー

五年ぶりのシングルツアーということで二年ぶりに筆をとろうと思った次第です。どうも。

今回は待ち望んだシングルツアーが始まるということで前回のシングルツアーを振り返りつつ言いたいことをいう。そんな感じです。よろしくどうぞ。

筆者がはしゃいでいることが少しでも伝われば幸いです。

※この先はOne roll, One romanceのネタバレを含みます。

 

One roll, One romance雑レポ

 2017年12月8日の金曜日、平日の昼間にもかかわらず環状線は多くの人を運んでいた。ほとんどの乗客の目的はUSJであり、ガラガラになった電車の中を見渡しながら桜島を目指した。桜島の駅を降り、5分ほど歩いた先にあるのがZepp Osaka Baysideだ。ひと月前にSHISHAMOのLiveで来ていたこともあり準備は万端、初めてのユニゾンのLiveでも勝算は万全だった。会場につくと7人ほどが物販の前に並んでいた。MV衣装のままのサイン入り等身大パネルに興奮しながらに自分もその列に加わった。どんなブランドよりも価値があると錯覚しながら、1万円ほどするバックパックと缶バッジ、タオル、バンTを買い、友達を待った。

 

 潮風が肌寒い屋外から熱気と人が満ちた場内に移る。ぐんぐんと人込みをかき分ける友達に離されまいと必死に追いかけた。開演時刻になり数秒後、電気が消え演者がステージに出てくる。初めての絵の具は一生忘れられないLiveの幕開けを告げた。

 1曲目はYouTuveで何度も聞いたサンポサキマイライフだった。イントロ終わりの掛け声は勝手に体が動いた。夜な夜なkid I likeと大好きな曲たちが続く。次第に友達は見当たらなくなり、各々で自由にLiveを楽しんでいた。Mrアンディの手拍子は少し遅れてしまったが、落ち着いたテンポでコーラスまで存分に楽しめた。シューゲイザー、天国と地獄と激しい曲が続く。柵を両手に持ちヘドバンしながら田淵をにらみつけるファンもいたことをよく覚えている。他人に迷惑をかけなければ楽しみ方は自由なのだと感じた。このLiveを通じて知った曲が2曲あり、それがノンフィクションコンパススノウアンサーだ。ノンフィクションコンパスはBside総選挙で筆者が投票した曲であり、スノウアンサーは一番好きなアルバムJET CO.の収録曲である。このLiveのセットリストをwalkmanで再現して聴くうちにどちらも大好きな曲になった。アンコール最後の締めはシャンデリアワルツ。会場はもちろん最高潮。開演時の100倍いや、110倍の熱気に包まれLiveは終演を迎えた。僕はこのLiveがなければUNISON SQUARE GARDENをここまで好きになってはいなかったと思う。それほどまでに素晴らしいLiveだった。

 

セトリ

0.絵の具

1.サンポサキマイライフ

2.徹頭徹尾夜な夜なドライブ

3.kid, I like quartet

4.MR.アンディ

5.シューゲイザースピーカー

6.天国と地獄

7.fake town baby

8.クロスハート一号線(advantage in a long time)

9.flat song

10.ノンフィクションコンパス

11.メカトル時空探検隊

12.パンデミックサドンデス

13.スノウアンサー

14.Session "One roll, One romance"

15.Silent Libre Mirage

16.10% roll, 10% romance

17.誰かが忘れているかもしれない僕らに大事な001のこと

18.シュガーソングとビターステップ

19.オトノバ中間試験

20.Invisible Sensation

21.RUNNERS HIGH REPRISE

22.シャンデリアワルツ

 

 セトリについてのツイートで、「このシングルツアーは『街』を題材にした曲を中心とするセットリストだった」というのを目にした。確かにそうかもしれない。fake town babyは言わずもがな、喜怒哀楽、クロスハート、ノンフィクションコンパス、メカトル…etc.『街』が歌詞に入る曲が多い。このバンドのファンクラブもUNICITYというだけあって『街』には特別な思い入れもあるのかもしれない。そこにツアー表題+カップリングの3曲、ツアー中にリリースした新曲を含む直近シングル4曲が入ってくる。4曲あるシングルタイアップのアニメは「ボールルームへようこそ」と「血界戦線」だ。とすると、「血界戦線」のキーワードが「街」だとするならば、「ボールルームへようこそ」のキーワードは「ダンス」だろう。オトノバとシャンデリアには「踊る」というキーワードがはいっているが、そういった観点からセトリを作っているんだとすれば今度のセトリはどうなるのだろうか?楽しみで仕方がない。

 

シングルツアーのいいところ

 最後にシングルツアーのいいところ考えて終わろうと思う。

新曲・カップリングが聴ける

 これは真っ先に挙げられるだろう。シングル曲はともかくカップリング曲を聴ける機会は少なく、貴重である

セトリの自由度が高い

 筆者は曲と曲のつなぎの部分をUNISON SQUARE GARDENのLiveの一つの楽しみだと思っている。セトリに入ってくる曲で確定枠はおそらくカレイド、ナノサイズ、そしてPhantom Jokeぐらいだろう。自由な枠組みの中でどんな曲が連続で演奏されるのか、それを楽しみにしているファンも少なくないはずだ。

・予想外の曲が聴ける

 前に述べたのは曲数の自由度でこれは曲の自由度の話だ。アルバムツアーでない分複数のアルバムからバイキングのように曲をとってこれる。最近はあまりやっていないレア曲をコアなファンは聞きたがっている。

 

 Or,Orが最高のLiveだったこともありシングルツアーが待ち遠しかった。きっと四年後も?5年も待たせやがって…という気持ちでいっぱいだ。今年のユニゾンも強いらしいから本当に楽しみだ。

 かくして、シングルツアーが始まる。